投稿動画:スプリンターズステークス データ予想
動画解説と補足
はじめに
2021年10月3日にはスプリンターズステークス(GⅠ)が行われました。
本レースは中山競馬場 芝1,200mで行われました。
このコースはスタートから長く続く下り坂でスピードが落ちにくいにもかかわらず、最後の急坂で逃げ馬が消耗させられるという特殊な形状が有名です。
そして、今回もやってきましたモズスーパーフレア。
この馬の先導次第で、レースの性質が決まると言っても過言ではありません。
ハイペースになって前崩れとなるか、ミドルペースとなって逃げきられるか、それをテーマに予想をした次第です。
データ予想
スポンサーリンク私の予想のやり方は本来、消去法です。
過去10年程度で2頭以下の実績なら、予想の候補から外すというやり方になります。
ただ、このいわゆる消し馬には、一定の母数が必要です。
必ずしもデータ数が揃わないことがありますので、少し前からコース特性や血統も重視するようになりました。
分析の細かいところは予想動画を見て頂くとして……。
ざっと以下の画像を見て頂ければ幸いです。
最初の直線が短いということは、枠による有利不利が出やすいということです。
最後の直線が短いのは、瞬発力勝負になりにくいことを意味します。
動画内では酔っぱらってうまく語れませんでしたが、ここに補足しておきます。
ここまでが競馬ラボさんのサイトから、スプリンターズステークスの過去9年を眺めて考えた分析でした。
そして、吉野川楠葉の予想は以下のとおりでした。
スポンサーリンク有利不利を反映
追い切りのコメントを反映
消去法を実行
ハイペースになることを想定した結論
ところがどっこい前夜に雨が降った
ミドルペースになるとみて再検討
最終予想
本命はレシステンシア。
スタート後の加速が速いことから、最初の直線の短さにも対応することを期待しました。
ハイペースなら差し馬が間に合ってしまうと見て落とすところでしたが、ミドルペースなら本命にすべき要素が揃っていました。
対抗はクリノガウディ―。
同じく有利な要素が揃っていますが、一番の決め手は調教コメントでした。
「すごい動きだった」、これは期待してしまいますよね。
そして連日の雨から内枠が荒れ、真ん中がかなり有利になると見た結果となります
単穴はダノンスマッシュ。
本レースでは1番人気の信頼度が高く、高松宮記念の1位から予想に入れないわけないにはいきませんでした。
ただ、6歳という年齢と、香港帰りでしばらく休養していたことから割引して評価しています。
結果
さあ、結果はどうだったでしょうか。
スプリンターズステークス2021を制したのは以下の面々でした。
- ピクシーナイト(3番人気/2枠)
- レシステンシア(2番人気/6枠)
- シヴァージ (10番人気/1枠)
- メイケイエール
- モズスーパーフレア
1枠1番シヴァージが3着?????
ピクシーナイトの3歳馬の壁を突き抜けたことよりも、荒れたはずの最内枠から重賞以外からのローテーションの馬が複勝に入ったことに驚きを禁じえませんでした。
3着 シヴァージ(吉田隼人騎手)
【スプリンターズSレース後コメント】ピクシーナイト福永祐一騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
「内枠から上手くスタートを出てくれて、勝ち馬の後ろでロスなくリズム良く走れました。1分7秒台の決着で、もう少し雨が残って、馬場が重くなっていれば違ったかもしれません」
コース特性上、下り坂で迎える4コーナーで外に振られがちなので、最内をロスなくまわる馬がたまにくる……という話でしたが、まさにそれだったんですね。
一方でダノンスマッシュはのびなかったですね。
6歳という年齢で短距離はやはり厳しくなってくるのでしょうか。
6着 ダノンスマッシュ(川田将雅騎手)
【スプリンターズSレース後コメント】ピクシーナイト福永祐一騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
「とても良い雰囲気で競馬に向かえ、レースも理想的に進められました。動かないといけないところで、動くことができませんでした。この結果を反省して次に繋げていきたいです」
いずれにせよ、次の世代馬が見つかった感じです。
ピクシーナイトはこれから凄いことになりそうですね。
おわりに
さあ、来週には京都大賞典(GⅡ)がありますね。
1番人気の複勝率がそこそこ高いにもかかわらず、3連単で数百万円がでてしまう穴党垂涎のレースです。
次回も予想は配信でやっていきます。
皆様に役立つ内容を伝えていきますので、よければ予想動画に高評価とチャンネル登録をよろしくお願いします!
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