投稿動画:安田記念 データ予想
動画解説と補足
いやー……。
YouTubeだけでなくブログでも予想をやると、ダメージが2倍になってきますね。
競馬予想で、大きなこと言っちゃダメですね。
今回はマジで小金持ちになる気でいました。お恥ずかしい。
今回は2021年6月6日 15:40に行われた安田記念の反省文……じゃないや、予想の振り返りです。
東京競馬場の芝1600mというヴィクトリアマイルと同じコースで行われました。
今年の5月15日にヴィクトリアマイルを制したのはグランアレグリア。
そのグランアレグリアが、今回も圧倒的な1番人気を背負って走りました。
グランアレグリアの最終オッズは1.5倍です。
それに対して、ダノンキングリーは47.6倍でした。
そう、予想と同じ記事を書くわけにはいかないので、もう言ってしまいますが、ダノンキングリーがグランアレグリアを下したのです。
では、なぜダノンキングリーは、他馬より抜きんでグランアレグリアを下せたのか。
今夜はそれを考えていきたいと思います。
では、競馬ラボさんのところで過去10年を見て考えていきましょう。
東京競馬場の1,600mは、距離の割にスタミナが必要で、そうでなくとも瞬発力がある馬が勝つとされています。
ゆえに、私がダノンキングリーを消したのは体重でした。
小柄な馬、しかも瞬発力を強みとするディープインパクト産駒が、横並びの58kgの斤量で勝てるかというと、そりゃ勝てないと思ってしまいました。
過去実績でも、このくらいの体重の馬が複勝に入ったのは1頭だけだったのです。
それを覆したダノンキングリーは見事に復活を遂げたということでしょう。
年齢4~6歳において年齢における有利不利はあまりありませんでした。
しいて言えば、3歳馬には過去実績がなく、ここでシュネルマイスターを消してしまいました。
シュネルマイスターは今回3着。
これまたデータが裏切った形ですが、しかしこちらには理由があるように思われますので、のちほど説明させて頂きます。
斤量においても過去実績から不利とみられたシュネルマイスターが3着に入った理由は、こう見ます。
馬場が悪かった。
私が賭けたラウダシオンについて、デムーロ騎手はレース後にこう言っています。
展開的には凄く上手くいったのですが、直線はこの馬場に脚を取られてしまいました
記録上、芝の状態は良でしたが、本日の東京はレース前に雨が降っていました。
かつ稍重の昨年度とほぼ同じタイム。
よってミスタープロスペクター系が得意なパワー勝負となり、かつ瞬発力においては斤量の軽さが有利に働いたのだと思います。
血統ではミスタープロスペクター系のシュネルマイスターと、サンデーサイレンス系のディープインパクト産駒のリアルインパクトを、同じとは言えないと思います。
あああ……。
翌日の降水確率も見ずに、私は何を言っていったんだ……。
前走を見ても、ダノンキングリーは11着以下と、過去安田記念で複勝に入った実績のないデータなんですよね。
ただ、一つ考えたのは、前走からの間隔の長さです。
天皇賞(秋)から中30週、もう半年以上も走っていなかったんですよ。
休み明けのディープインパクト産駒は強いと聞いたことがありませんか。
これは表現としては逆で、どれだけ強いディープインパクト産駒でもハードスケジュールには弱いということなのだと思います。
後付けながら、今回のグランアレグリアも然り。
恐ろしく強い分、1戦1戦のダメージをうまく抜いてやらないと、パフォーマンスががくんと落ちる血統なのでしょうか。
ゆえに休養明けのダノンキングリーには条件が良かったのだと思います。
シュネルマイスターが入った8枠は、ここ10年で2頭しか3着以内にきていませんでした。
予想時には今回の13番が不利な理由をあれやこれやと並べ立てていましたが、それも超えて3着をとったシュネルマイスターの今後は非常に楽しみであります。
こうして見るとダノンキングリーの入った7枠は、過去10年で複勝率25%の最有利枠でしたね。
シュネルマイスターとともに、やや有利なデータがあった関東馬でもありました。
そうか、今年の安田記念は3頭とも関東馬だったんですね。
予想時点では非の打ちどころがなかったグランアレグリア、1着率が高い枠のラウダシオン、再有利枠のケイデンスコールに印をしました。
しかし、グランアレグリアの代わりにギベオンを入れたら100万馬券という誘惑に負けて、以下のように予想を修正した次第です。
アホでしたね……。
アホなことをした理由に、1番人気の複勝率が70%であったことがありました。
ただ、1着率を考えれば1番人気の勝利率は30%に満たなかったんですよね。
外したとはいえ、◎グランアレグリアを事前に訂正できたのは、予想ブログをつづける元気をもらえたと思います。
それでは結果を見てみましょう!
安田記念2021の結果は以下のとおりでした。
- ダノンキングリー (8番人気/7枠)
- グランアレグリア (1番人気/4枠)
- シュネルマイスター(4番人気/8枠)
なぜダノンキングリーは勝てたのか?
それは休養明けで、ディープインパクト産駒の弱点を回避し、もともと高いスペックを活かせたからでしょう。
なぜシュネルマイスターは複勝に入ったのか。
それは当日の雨による馬場の悪さが、ミスタープロスペクター系の強みとマッチし、斤量の軽さが瞬発力を補ったと見ます。
こうして振り返ってみれば、なぜ負けたのかちゃんと理由があるものですね。
次のレースは、これを活かして勝ちに行きたいと思います。
ああ、それにつけても金の欲しさよ!
※それでも多少は役に立つと思うので、よければぜひYouTubeのチャンネル登録をよろしくお願いします。
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