投稿動画:エプソムカップ データ予想
動画解説と補足
さあ、2021年6月13日 11R エプソムカップ!
東京競馬場の芝1800mのコースで行われました。
一つ前の予想記事で私はこのようなことを書きましたね。
天気予報は晴れの模様。ふふふ、今回は抜かりありません。
天気は弱雨!
1時間ほど振っていたらしいですよ?
もう最初から駄目そうな感じなので、今回は完全に検証モードでやっていきます。
スポンサーリンク最終オッズでは、1番人気がアルジャンナで3.8倍。
つづいてファルコニアが6.4倍、ザダルが6.5倍、ヤシャマル10.9倍となりました。
絶対的な人気馬はいないという状況でしたね。
これを基に私の予想は以下のとおりでした。
正しくはマイラプソディ、濁点が抜けました。
また、動画中ではミラアイトーンの呼び間違いもあり、申し訳ありません。
では、結果はどうだったかというと、以下のとおりです。
- ザダル (3番人気/7枠)
- サトノフラッグ (6番人気/7枠)
- ファルコニア (2番人気/4枠)
- ヴェロックス (8番人気/2枠)
- アトミックフォース(13番人気/8枠)
- ヒュミドール
- アドマイヤビルゴ
- ワンダープチュック
- ヤシャマル
- アルジャンナ
- マイラプソディ
- ガロアクリーク
- プレシャスブルー
- シュリ
- ミラアイトーン
- エアアルマス
- セダブリランテス
- ニシノデイジー
なんの成果も!! 得られませんでした!!
では、どうしてこうなってしまったのか、競馬ラボさんのところで過去10年を見ながら考えていきましょう。
まず、予想の元ネタはJRAのコース情報でした。
東京競馬場1,800mのレースは、あがり勝負になりやすいとのことで、瞬発力を重視したのです。
それにより年齢、斤量、血統による消し、および下駄を履かせる予想を行いました。
- プレシャスブルー :13着
- セダプリランテス :17着
- ワンダープチェック:8着
- ミラアイトーン :15着
年齢による消去法はうまくいったようですね。
体重については前走のデータを基に予想しましたが、最終的には以下のとおりでした。
- プレシャスブルー:442kg 13着
- ミラアイトーン :554kg 15着
- アドマイヤビルゴ:440kg 7着
体重による消去法もおおよそうまくいったようです。
ここは正確に考えるなら体系を基に考えるべきなんでしょうね。
大柄な馬は強いがスタミナの関係から短い距離向き、小柄な馬は長距離に向く。
私はこれをざっくり体重で見て、過去10年の統計で検討している次第です
今年の目黒記念の際、スローペースで斤量による有利不利ががっつりでたのを覚えていました。
それにより今回もあがり勝負になるならと、斤量が最も重いエアアルマスを消去した次第です。
結果はどうだったでしょうか。
- エアアルマス:16着
斤量による消去法もがっつりうまくいきました。
性別による分析はデータが少ないのでとりあえず、といった感じでしたが。
特にせん馬は3着以内にデータがなかったので、ヒュミドールを除きました。
- ヒュミドール:6着
性別による消去法もうまくいったようです。
問題はここからです。
前走について考慮したのは以下の点でした。
- 2,000m超からのローテーションに過去10年の複勝がない
- 前走G1の場合は過去10年で1頭しか複勝がない
- 前走3勝クラスの場合は過去10年で2頭しか複勝がない
これにより除外した馬の結果は以下のとおりです。
- ヴェロックス :前走2,000m 4着
- ファルコニア :前走3勝クラス 3着
- ヤシャマル :前走3勝クラス 9着
- アドマイヤビルゴ:前走G1 7着
10年で2頭が出てしまった形ですね。
経験が他馬より劣っても、そこまでの調子が良ければ壁を破ることだってあると。
前走による消去法は「前走3勝クラス」があてはまりませんでした。
そして、今回最大の失敗が枠です。
まずは結果を見てみましょう。
- サトノフラッグ:2着
- ガロアクリーク:12着
- ザダル :1着
おう、がっつりいきましたね……。
枠の不利は明確で、7枠は過去10年の複勝率が8%でした。
もっというと5~7枠はそれぞれ過去10年で2頭ずつしか入っていない。
これにはおそらく理由があって、外枠になった馬には余計に体力を消費してしまう分、スローペースのあがり勝負となった時に不利なのだと思います。
しかし、果たして今回はあがり勝負だったのでしょうか?
競馬ラボさんのところで結果の分析を見てみました。
ペースはミドル、雨が降っていたことを考えると想定よりだいぶん早かったのではないでしょうか。
いや、リアルタイムで見ていて実況が「早い!」と言ったのを覚えていたんですよね。
結果論となってしまいますが、今回はペースがスローにならず、外枠でそこまで体力を消費しない展開であったということがわかります。
負傷明けのガロアクリークはともかくとして、他の2頭には実は不利要素がなかったわけです。
スポンサーリンク有利なデータとしては、4歳馬の勝率・複勝率が圧倒的でした。
過去10年で1着が7頭、3着までで16頭、これは優先的に選んで良いデータと考えた次第です。
こうして見れば、サトノフラッグは4歳馬かつ、瞬発力があるとされるディープインパクト産駒であり、枠の不利がなければ購入候補になっていました。
これについてはファルコニアも同様ですね。
ザダルについては目に見える有利なデータはありませんが、これは安田記念のダノンキングリーと同じなのかもしれません。
つまり、休養明けで、ディープインパクト産駒の弱点を回避できたということなのでしょう。
一方で、アルジャンナが破れた理由はなんでしょうか。
これはレース後にルメール騎手がこう言っていました。
良いポジションを進めたのですが、馬場が緩いのは良くないようです。今日は伸びがありませんでした
やはり雨か……。
アルジャンナの血統はディープインパクト×マンノウオー系のコンドコマンドです。
瞬発力×スタミナといった配合で、雨の日向きのパワーは不足しているということなのでしょう。
今回も雨さえ降らなければと考えざるをえませんでした。
とはいえ、それも競馬の妙味、また事前予想の難しさであります。
さあ、来週はマーメイドステークスですね。
これまた1番人気の勝率・複勝率が低い、楽しそうなレースです。
次こそ反省を活かして勝ちたいです。
その様子はまた動画にするかと思いますので、よければぜひYouTubeのチャンネル登録をよろしくお願いします。
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