根岸ステークス2024予想
前回記事ではCopilot(ChatGPT)で競馬予想ができないかと試し、見事に轟沈しました。
その悲しい事件についてはこちらを参照頂くとして、今回は競馬予想ではなく、競馬予想ブログを書くという条件で試してみようという試みとなります。
Copilotには以下の命令文を送りました。
根岸ステークス2024の三連単を予想するブログの構成を、WordPressの見出しの書式で箇条書きで出力して
日々の疲れがたまっているような整理できていない文章ですが、さておき。
これが前回とは打って変わって、わりと正しそうな使えそうな情報を出力してくれたので、以下に注釈付で貼り付けていきます。
レース概要
- レース名:根岸ステークス
- 開催日:2024年1月28日(日)
- 開催場所:東京競馬場
- 距離:ダート1400m
- 出走条件:4歳以上オープン
- 賞金:1着1億円、2着4000万円、3着2500万円、4着1500万円、5着1000万円
- 前年優勝馬:レモンポップ(騎手:坂井瑠星、調教師:松田国英)
いや、正しそうに見えるだけでした。
赤文字の部分が誤情報です。
賞金は1着4000万円であり、前年優勝のレモンポップに関しては戸崎騎手・田中調教師となります。
予想記事としての項目としては大まかに良いですが、賞金よりも斤量情報が欲しかったと思います。
レース傾向
- 過去10年の傾向を分析すると、以下のポイントが重要になりそうです。
- 人気馬の信頼度は高く、1番人気の馬は5勝2着3回と堅実に好走しています。単勝オッズ14.9倍以下の馬が馬券圏内の大半を占めています1。
- 前走のレース別では、G1組が3勝3着3回と実績馬が優勢です。オープン特別組や3勝クラス組からの勝利馬はいません1。
- 前走の距離別では、1600m組が5勝2着1回と最も好成績を残しています。1800m組も2勝2着4回と健闘しています。1400m組や1200m組は苦戦傾向にあります1。
- 脚質別では、差し・追込馬に有利な傾向があります。逃げ馬は未勝利で、先行馬も2勝にとどまっています。上がりの速い馬が好走しやすく、上がり1位の馬は2勝2着3回と複勝率100%をマークしています1。
リンクがついているのでどういうことかと思えば、本内容は「3連単6点勝負!競馬で夢を叶える!3連単競馬予想に役立つ情報が満載です。」様の記事を基にした内容と見受けられました。複勝率100%がリンク元では複勝回収率100%以上と書いてあったり、要約として正しいのか怪しいですが、一応引用元として記載させて頂きます。 そして、Copilotにブログ記事を書いてもらうと、他の個人ブログの記事を転用するというご法度を犯してしまうことがわかりました。 本記事の目的は検証でありますが、さすがにこれだけではまずいので、私のレース傾向分析もここに記載しておきます。 ・過去20年での複勝率は1番人気60%、2番人気35%、3番人気35%と低め、2桁人気の入線が8回もある穴党垂涎のレース。 ・トラックバイアスは少なめだが、大外のみ成績が悪い。 ・8歳まで複勝率がそこそこあるが9歳は1頭のみ、5歳が最も活躍 ・前走距離は1200-1800が主、間隔は中2週以上が主で中1週は3回のみ ・牝馬は過去20年で1頭のみ、斤量には特徴なし
本命馬候補
- 本命馬候補として、以下の5頭を挙げます。
- エンペラーワケア(騎手:川田将雅、調教師:杉山晴紀):ダート1400mで4連勝中のスピード馬。左回りも問題なく、昨年の優勝馬レモンポップと同じくらいの期待値が高い2。
- タガノビューティー(騎手:石橋脩、調教師:西園正都):重賞2着が4回と勝ちきれないところがあるが、実績は十分。左回りが得意で、東京では過去5勝を挙げているスペシャリスト3。
- サンライズフレイム(騎手:藤岡康太、調教師:石坂正):1勝クラスからオープンクラスまで4連勝中の勢い馬。前走のオータムリーフステークスでは出遅れながらも差し切って見せ場十分4。
- メイショウハリオ(騎手:浜中俊、調教師:森秀行):昨年のフェブラリーステークスで3着に入った実力馬。前走の東京大賞典では不利がありながらも4着に粘り込んだ。距離短縮がプラスに働くか5。
- レッドルゼル(騎手:川島信二、調教師:高橋義忠):オーストラリアからの移籍馬で、現地ではG1を3勝しているスプリンター。日本デビュー戦のJBCスプリントでは2着に好走した。距離延長がどうか。
上の4つのリンクはそれぞれ「キングスポーツ」様、「KEIBA CHANNEL」様、「3連単6点勝負!競馬で夢を叶える!3連単競馬予想に役立つ情報が満載です。」様からの記事を引用と記載させて頂きます。 困ったことに気がつきました。 まず、2つ目のリンク先の記事ですが、ここに書いたようなことは記載していません。つまり誤った引用元を記載しています。 次に、3つ目のリンク先の記事ですがメイショウハリオは出走せず、特別登録すらしていません。当然にリンク先の記事にもメイショウハリオへの言及はありません。 そして、4つ目については出典が不明瞭な上に、レッドルゼルも出走していないのです。
穴馬候補
- 穴馬候補として、以下の5頭を挙げます。
- ワンダーリーデル(騎手:横山典弘、調教師:高橋亮):昨年の根岸ステークスとフェブラリーステークスでともに3着に入った堅実馬。前走のJBCスプリントでは7着に敗れたが、距離が短すぎた可能性がある。
- テイエムサウスダン(騎手:岩田康誠、調教師:西浦勝一):昨年の根岸ステークスで優勝した馬。その後は不振が続いているが、前走の武蔵野ステークスでは5着に入って復調の兆しを見せた。
- カフェファラオ(騎手:ルメール、調教師:藤沢和雄):昨年のフェブラリーステークスとチャンピオンズカップでともに優勝したG1馬。前走の東京大賞典では6着に敗れたが、距離が長すぎた可能性がある。
- レッドアヴァンセ(騎手:田辺裕信、調教師:高木登):前走の武蔵野ステークスで優勝した馬。左回りのダート1400mでは3戦3勝と得意な条件で、鞍上の田辺騎手も信頼できる。
- ブラックムーン(騎手:藤岡佑介、調教師:藤岡健一):前走のオータムリーフステークスで2着に入った馬。ダート1400mでは2戦2勝と無敗で、仕上がりも良さそうだ。
上記については1頭も出走していません。
予想買い目
- 予想買い目は以下の通りです。
- 三連単:13-6-14, 13-14-6, 6-13-14, 6-14-13, 14-13-6, 14-6-13(各100円)
- 三連単:14-10-6, 14-6-10, 10-14-6, 10-6-14, 6-14-10, 6-10-14(各100円)
このあたりで一度の出力文字数を超えたため、予想買い目が二種類でました。
そして、皆さん驚きのことでしょう。本日2024/1/25時点においても馬番は公開されていません。
一応、Copilotに根岸ステークスの出走馬と馬番を聞いてみたところ、以下のとおり回答を頂きました。ひえー。
1 | オマツリオトコ |
2 | ヘリオス |
3 | ドライスタウト |
4 | レッドルゼル |
5 | ワンダーリーデル |
6 | タガノビューティー |
7 | テイエムサウスダン |
8 | カフェファラオ |
9 | レッドアヴァンセ |
10 | メイショウハリオ |
11 | ブラックムーン |
12 | エンペラーワケア |
13 | レモンポップ |
14 | サンライズフレイム |
予想展開
- 予想展開として、以下のように考えます。
- ペース:ハイペースになる可能性が高い。スタートからの直線が長く、逃げ馬や先行馬が積極的に行くと思われる。特にエンペラーワケアやレッドルゼルはスピードがあるので、ハナを奪おうとするだろう。その他にもオマツリオトコやヘリオスなどが食い下がる可能性がある。
- 位置取り:前述の通り、エンペラーワケアやレッドルゼルが先頭争いをすると予想される。その後ろにはオマツリオトコやヘリオス、ドライスタウト、タガノビューティーなどがつけるだろう。中団から後方にはサンライズフレイム、カフェファラオ、メイショウハリオ、ワンダーリーデルなどが構えると思われる。
- 直線:ハイペースになれば、差し・追込馬に有利な展開になるだろう。エンペラーワケアやレッドルゼルは粘り込む可能性もあるが、後方からサンライズフレイムやカフェファラオ、メイショウハリオなどが追い込んでくると予想される。ドライスタウトやタガノビューティーも直線で伸びるタイプなので、上位争いに加わるだろう。
架空のレースだと踏まえて読めば、面白い記事です。 こういう調子で予想を書けばいいよと教えてくれているようです。
予想結果
- 予想結果として、以下のようになります。
- 1着:サンライズフレイム(騎手:藤岡康太、調教師:石坂正):勢いに乗る4連勝馬で、前走のオータムリーフステークスでは出遅れながらも差し切って見せ場十分1。距離も問題なく、ハイペースになれば持ち味の末脚が生きるだろう。藤岡康太騎手もダート重賞に強く、信頼できる。
- 2着:ドライスタウト(騎手:横山武史、調教師:高木登):東京ダート1400mでは2戦2勝と得意な条件で、前走の武蔵野ステークスでは2着に好走した2。先行力と持久力を兼ね備えており、ハイペースでも粘り強く走るだろう。横山武史騎手もダートの名手で、安定感がある。
- 3着:タガノビューティー(騎手:石橋脩、調教師:西園正都):重賞2着が4回と勝ちきれないところがあるが、実績は十分。左回りが得意で、東京では過去5勝を挙げているスペシャリスト3。前走の武蔵野ステークスでは2着に入って復調の兆しを見せた。石橋脩騎手とのコンビも期待できる。
出典元は「予想・回顧アーカイブス 競馬ナンデ」様、「当たる競馬予想サイト」様、「KEIBA CHANNEL」様となります。 ドライスタウトは左前繋部浅屈腱炎で休養となったので、出走馬情報としては間違っていなかったものと思います。 ただ、本命馬候補をさっきやったのに、なぜもう一度…?という疑問がわきました。タガノビューティーの文言はそっくりそのまま上で見たような気がします。
まとめ
- 根岸ステークス2024の予想ブログの構成を紹介しました。以下のポイントを押さえておきましょう。
- レース概要:ダート1400mの重賞で、フェブラリーステークスの前哨戦として重要なレース。過去10年では根岸ステークスからの出走馬が4頭冬のダート王者に輝いている。
- レース傾向:人気馬の信頼度は高く、単勝オッズ14.9倍以下の馬が馬券圏内の大半を占めている。前走のレース別では、G1組が優勢で、オープン特別組や3勝クラス組からの勝利馬はいない。前走の距離別では、1600m組が最も好成績を残している。脚質別では、差し・追込馬に有利な傾向がある。
- 本命馬候補:エンペラーワケア、タガノビューティー、サンライズフレイム、メイショウハリオ、レッドルゼル
- 穴馬候補:ワンダーリーデル、テイエムサウスダン、カフェファラオ、レッドアヴァンセ、ブラックムーン
- 予想展開:ハイペースになる可能性が高い。エンペラーワケアやレッドルゼルが先頭争いをすると予想される。その後ろにはドライスタウトやタガノビューティーなどがつけるだろう。中団から後方にはサンライズフレイムやカフェファラオなどが構えると思われる。
- 予想結果:1着:サンライズフレイム、2着:ドライスタウト、3着:タガノビューティー
- 予想買い目:三連単:14-10-6, 14-6-10, 10-14-6, 10-6-14, 6-14-10, 6-10-14(各100円)
ということで、ここまで真面目に読んでいただいた方には申し訳ないので、私の予想を記載しておきます。 過去20年データからの消去条件 ・牝馬 ・関東馬 ・中1週以内、中11週以上 ・前走・前々走ともに2桁順位 ・前走地方 ・逃げ・先行脚質 ・馬体重470kg未満 これで残るは以下の5頭です。最終追い切りのコメントとともに掲載します。 ・アームズレイン 1,400mの距離がどうか。得意左回りでカバーできれば。 ・タガノビューティー 東京競馬場ならしまいは確実にいい脚を使う。 ・フルム 左回りの1,400mは条件的にベスト。 ・ヘリオス 57キロは魅力。体調良し。 アームズレインは距離不安があるので除いて、あとは体重順に印を付けました。 ◎本命:タガノビューティー 〇対抗:フルム ▲単穴:ヘリオス これを3連単で買って、週末は幸せに過ごしますね。
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