【IT紹介】Google AdSenseの審査対策と広告設定

スポンサーリンク
スポンサーリンク

投稿動画:Google AdSense 審査対策と広告設定

出典:それにつけても金の欲しさよ【簡単合格】Google AdSense 審査対策と広告設定【収益化の第一歩】

動画解説と補足

今回はWordPressでのブログ作成に関する最後の記事になります。

第一回では、レンタルサーバーのXREAと契約して、WordPressのインストールまで説明しました。
第二回では、WordPressにテーマCocoonを適用して、初期設定を行うところまで案内しました。

そして、第三回にあたる今回は、WordPressでつくったブログにGoogle Adsenseの広告を掲載するところまでをご紹介します。

要点としては審査対策と広告設定です。

スポンサーリンク

申請前の推奨設定

申請前の推奨設定は以下の流れです。

  1. サイトのHTPPS化(SSL導入)
  2. サイトのAMP化
  3. Google Search Consoleの導入
  4. Google アナリティクスの導入
  5. Google タグマネージャーの導入

推奨とはしていますが、広告収入を得るなら遅かれ早かれやらざるをえなくなるので、それなら最初に設定した方がよい内容です。

ちなみに本サイトでは審査対策と広告設定の流れを網羅して紹介しますが、詳細な設定方法などは別なサイトにお任せします。
実際に自分で進めて、わからない点だけ検索に頼って頂ければ幸いです。

サイトのHTPPS化(SSL導入)

SSLの導入とは、お客さんに対するセキュリティの強化です。

これを実行しなければ、ブラウザのEdgeやChromeなどから、安全でないサイトとして扱われてしまいます。
Googleなどによる積極的な広報のおかげで、今やSSLを導入していないサイトの方が少ない状況となりました。

よってSSLを導入しなければ、お客さんが変だなと感じてしまいます
すると広告を見に行きにくくなるので、収益に影響します。

よって実行しましょう。
そして、実行するとサイトがhttps://から始まるようになるので、細かい設定修正が必要です。

まずWordPressの一般設定で、URLを指定する項目があるので、そこをhttps://から始まるように修正しましょう。

次にレンタルサーバー側で、http://wwwから始まるURLにアクセスした場合に転送設定をかけている場合には、これもhttps://に修正しましょう。

最後にサイト内のURLをhttp://からhttps://に置換しましょう。

置換するにあたってはプラグインのSearch Regexを使いました。
こちらのサイトさんが使い方をうまく説明されているので、ご活用ください。

サイトのAMP化

AMP化とは、高速なスマートフォン向けサイトを構築するものです。

Googleなどがキャッシュして読み込みを早くする専用の書式のページを用意するため、早いがデザインが崩れてしまうというメリット・デメリットがあります。

ただ、テーマCocoonにおいては、AMP化してもデザインが変わらない強みがあります。
テーマCocoonの適用方法については、過去に紹介しましたので、こちらの記事をご活用ください。

AMP化のプラグインもご多分に洩れず、乱立してしまっています。

なので、WordPress公式のものを探しましょう。
目印はこのスーパーマンの格好をした犬です。
犬……本当に犬なのでしょうか?

Google Search Consoleの導入

Google Search Consoleは、どのような単語で検索して自分のサイトに来たのかなどを調べるためのツールです。

ここから先のGoogle関連サービスは、Googleにログインした後の右上のメニューから探して選ぶと、うまくログインできます。
Googleのアカウントの取得方法は、そういえば記事にしましたね。こちらをご活用ください。

Google Search Consoleを導入すると、読者の検索傾向から、記事のニーズが分かります。
それによりSEO=検索に引っかかりやすい記事を書くのに役立てることができます。

というのは、ブログのお客さんは基本的に知り合いではない人と聞いたことがあります。

Twitterで友達が1万人くらいいれば別ですが……。
そうでなければ、基本的に調べたいことがあって、たまたま自分のサイトに行きついたケースです。

このサイトのお客さんも、吉野川楠葉のキャラクターのために来られているよりも、「Google AdSense 審査」とか「競馬予想 過去10年」とかの検索で来ている方の方が多いということ。

であるならば、私が餃子を作ったぞー、とかいう日記よりも、世のため人のため競馬のために書かれたコンテンツの方が、検索で訪れる方を中心にアクセスが集まりやすいと思います。
つまりは、結果的にSEOを意識した方が広告収益につながるというお話です。

Google アナリティクスの導入

同様にGoogle アナリティクスもニーズを把握するためのツールで、人気記事などユーザーの動向を測定できます

Google Search Consoleとセットのようなものなので、あわせて導入しましょう。
連携機能があるので、対応順はSearch Console→アナリティクス→タグマネージャーの順です。

Google タグマネージャーの導入

Google タグマネージャーとは、Googleアナリティクスなどの解析用コードを複数手軽に管理できるツールです。

とはいえ、Google AdSenseのみ使用する場合には後述のSit Kit by Googleを使うだけでも十分のような気がします。

複数の広告を使ったり、広告をターゲットして見せたい場合に有用なものとして、とりあえず初期設定だけでもしてしまいましょう。

申請前の必須事項

申請前の必須事項は以下の流れです。

  1. 独自ドメインの取得
  2. サーバーの専用広告の削除
  3. お問い合わせフォームの設置
  4. プライバシーポリシーの設置
  5. 記事の投稿
  6. Google AdSenseの導入
  7. Site Kit by Googleの導入

私も実験してみたわけではないですが、これをやらないと審査に合格できないと言われているもの、および審査対応が面倒なものをまとめています。

独自ドメインの取得

まず、Google AdSenseの審査は、独自ドメインに対してのみ行われます

独自ドメインとは、https://sorenitsuketemo.comのような、間にレンタルサーバーの文字列が入らないオリジナルのURLのことです。

このドメインにお金を払わなければ、審査を受けられないので、手配してしまいましょう。
過去の記事で紹介した通り、年額1,000円前後から独自ドメインは手に入ります。

おしゃれでカッコいい、自分だけのURLを手に入れちゃいましょう。

サーバーの専用広告の削除

私の契約しているXREAの事例ですが、有償契約を行わなければ、業者専用の広告が掲載される仕様のレンタルサーバーもあります

こういった場合には、仮にGoogle AdSenseの広告を掲載できたとしても、その効果が著しく下がってしまいますので、有償契約により消してしまいましょう。

ちなみに広告収益は、レンタルサーバーの表示スピードにかなり影響されるそうです。
安いレンタルサーバーはその分遅いのが通例ですので、業者選びは慎重に行う必要があります。

中にはレンタルサーバー費用は比較的高いけど、ドメイン代を負担してくれる業者もいるので、色々と探してみるのがよいです。

当面の目標は、ドメイン+レンタルサーバ代を広告収益で賄うことでしょう。
私ですか? ああ、それにつけても金の欲しさよ。

お問い合わせフォームの設置

Googleは広告を掲載するWEBサイトに責任を求めています。
掲載する記事に問題がある場合に責任を持って対応できるよう、お問い合わせフォームの設置が必要なようです。

実際に設置しないと合格しないのか、とテストするのも面倒でしたので、私も正直につけました。
Contact Form 7というプラグインを使えば、簡単にできますのでお試しください。

なお、大体的に設定する必要ないようです。
私の場合はフッターメニューにしか表示していませんが、審査は通りました

プライバシーポリシーの設置

プライバシーポリシーに書くのは、Google アドセンスや Google アナリティクスを使ったり、Cookieを取得していることの説明などです。

こちらについては検索すれば、サンプルが多くでてきます。
なんでしたら、私のサイトのを使っていただいても構いません。

ただし、自分のサイトに載せる際には、必ず自分自身の言葉に書き換えましょう
そうすることで内容を正しく把握することができると思います。

プライバシーポリシーに書いていることは、万が一の際には自分の命綱にもなります。
掲載すること以上に、理解することが大事と考えましょう。

なお、こちらについても同様にフッターメニューに表示するのみで合格できました。

記事の投稿

記事は好きなことを書くのが良いです。

私の場合なら「競馬」「IT」「音楽」、あとは「投資」でしょうか。
これなら無限に文章を書けると思うものを選びましょう。

というのは、有名人でもない限り、ブログで収益を得るのには長い時間がかかります
その間もめげずに書き続けられるようなネタでないと、いつかは飽きてやめてしまいかねません。

その上で、お客さんのためになる記事が、Google AdSenseの審査時には好まれるようです。

私は皆さんが有益な競馬予想サイトを量産することを期待して、そのノウハウをここに書いているつもりです。
皆さんどんどんじゃんじゃん書いていきましょう!

Google AdSenseの導入

ということで、7記事くらい書いたらGoogle AdSenseに申請してみましょう。

私の場合は、ブログを開設してから毎日投稿し、7記事目で申請して8記事目投稿後に合格の連絡がありました。
早いものですね。

Google AdSenseの審査申請時には、支払先住所と氏名が必要です。
この時には実際の住所と、本名を入力する必要があります。
なので、セキュリティ対策もしっかりとしましょうね。

上記申請後には審査用のAdSenseコードが手に入ります
それをホームページに設置すれば審査開始でして、そのためのツールが次になります。

Site Kit by Googleの導入

Site Kit by Googleは、Google AdSenseと連携して審査用コードを適用したり、広告収益をダッシュボードから見れるようにしてくれるプラグインです。

私の場合、テーマCocoonに審査用コードの貼り付けができる機能があるので、そちらを使おうとしたのですが、どうもうまくいきませんでした。
ゆえにこの公式プラグインを使用した背景があります。

実際に使ってみたら、一発で審査用コードが適用されましたし、他にもGoogle Search ConsoleやGoogle アナリティクスと連携して、一挙に情報を見せてくれたりもします。

とても便利なプラグインなのでこの機会に導入しましょう。

合格後の広告設定

合格後の広告設定は以下の流れです。

  1. Ads.txtのサーバーアップロード
  2. Ad Invalid Click Protectorの導入
  3. 広告のショートコードの挿入

ここでは広告の設置方法というより、トラブル防止についての話になります。

Ads.txtのサーバーアップロード

Ads.txtとは、広告を掲載する上での身元証明のようなものです。
Googleが広告詐欺対策として対応を依頼しています。

入手先はGoogle AdSenseの管理画面です。
そこからダウンロードして、レンタルサーバーのドメインフォルダ直下にアップロードしましょう。

あとは数日したらGoogleがクロール=巡回して見つけてくれるので、以上で対応完了です。

Ad Invalid Click Protectorの導入

アドセンス狩りというトラブルがあるようです。

Google AdSenseでは、広告のクリックで収益が発生する関係上、故意に広告を複数回クリックすることを禁じています

これを逆手にとって、広告を連打して相手の広告停止に追い込む、悪質な問題があるようなのです。
それを防ぎやすくするのが、このAICPという略称のプラグインです。

同一人物から複数回クリックがあると、広告を表示させなくするという仕組みです。
これを有効化するにはプラグインを導入するだけでは足りず、functions.phpを修正し、広告表示をショートコード化する必要があります。

functions.phpを直接変更するのは手間なので、プラグイン Snippetsを使うと便利です。
そこらへんの設定は、こちらのサイトさんがわかりやすく紹介してくれていたのでご活用ください。

広告のショートコードの挿入

広告の挿入はテーマCocoonの設定にもあるのですが、詳細なコントロールをしたければ、ウィジットから設定するのがよいです。

最初のうちはディスプレイ広告を優先して使いましょう。

というのは、ディスプレイ広告ではPC用とスマートフォン用(AMP)に分けて、設定用のコードが取得できます
PC用のコードはAMP化したサイトでは見れないので、上記によりハードウェアを選ばず、確実に広告を届けることが可能です。

慣れてきたら記事内広告や検索エンジンなども使ってみましょう。

広告の配置場所は、私のサイトを参考にして頂ければ幸いです。
画面の上下にディスプレイ広告をバナーとレクタングル方式で配置するほか、記事の合間合間にそれらしく滑り込ませています。

たとえば、次のまとめの下のように
あなたの興味を引く広告ならよいのですが。

まとめ

スポンサーリンク

ここまでGoogle AdSenseの審査対策から広告設定までを説明させて頂きました。

いかがでしたか?

最後にお話ししたいのは、キュレーションメディアとそれに類するブログについてです。

あなたも「調べてみました!」「わかりませんでした!」という記事にあたって、怒りを覚えたことはありませんか?

現在、調べ物をしようとGoogle検索でたどり着いた記事の大半には、ほぼ必ずと言っていいほど、劣化コピーサイトが存在します。
ようするに他のサイトから情報をコピーして、多少修正を加えただけのものを記事にするサイトのことです。
目的はおそらく広告収益のためで、アクセスが集まりやすい記事を大量生産しているのでしょう。

ここまで書いたとおり、そういった記事であってもSEOを高めることは容易です。
場合によってはオリジナルの記事よりも高い集客を得る可能性もあります。

しかし、そういったサイトでは「なぜ、この記事が書かれたのか」という点をないがしろに作成されることが多いように感じられ、本当に知りたいことが書いていないことがままあります。

昔のWEBサイトは調べ物をするにはうってつけでした。
自分で体験したことを、背景を調べて記事にする人が多かったからです。
今はどうでしょう? WEBサイトで調べてもいま一つわからないから、YouTubeなど別な媒体に頼ったりはしていませんか。

この記事を読まれたあなたにお願いするのは、オリジナリティを持ってほしいということです。
自分で考えた結果を記事にすれば、おのずと信頼性の高い内容になるはずです。
皆さんが中心になってそれをしていけば、きっと昔のように有益な情報を手に入れられるようになると信じています。

本記事があなたのお役に立てたなら幸いです。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

普段は気軽に競馬予想や、IT系のやってみた動画などをYouTubeで投稿しています。
 そちらもきっとお役に立つと思いますので、よければチャンネル登録をよろしくお願いします。

コメント

モバイルバージョンを終了
タイトルとURLをコピーしました