投稿動画:アルゼンチン共和国杯 データ予想
動画解説と補足
はじめに
2021年11月7日にはアルゼンチン共和国杯(GⅡ)が行われました。
本レースのコースは例年、東京競馬場 芝2,500mで行われています。
直近20年では2002年に改修の関係で中山競馬場で行われた以外は、すべて東京競馬場で行われています。
しかし、一方で東京競馬場 芝2,500mは、目黒記念と本レースでしか使われていません。
なので、レースとしてはデータがとりやすいものの、コースの特性は分析しにくいレースとなります。
本コースは最初の直線が長く、最後の直線もとても長い。
ゆえに中団からも瞬発力のある馬が届くという、つまり馬の能力が反映されやすいコースです。
トラックバイアスによる穴馬の激走も割合少ない、穴党には厳しいアルゼンチン共和国杯。
例年1着馬はほぼ1~3番人気からくるんですよね……。
しかし、そろそろ3連単をあててみたいと、今回も予想をしてみました。
データ予想
スポンサーリンク私の予想のやり方は本来、消去法です。
過去10年程度で2頭以下の実績なら、予想の候補から外すというやり方になります。
ただ、このいわゆる消し馬には、一定の母数が必要です。
必ずしもデータ数が揃わないことがありますので、コース特性や血統も重視するようになりました。
分析の細かいところは予想動画を見て頂くとして……。
ざっと以下の画像を見て頂ければ幸いです。
ここまでが競馬ラボさんのサイトから、アルゼンチン共和国杯の過去20年を眺めて考えた分析でした。
そして、吉野川楠葉の予想は以下のとおりでした。
スポンサーリンク有利不利を反映
追い切りのコメントを反映
前走コメントを反映
消去法を実行
結論
……という印を予想動画ではつけたのですが、netkeibaさんのオッズ予想に反して、ボスジラの人気があがらなかったので、twitterでは代わりに以下のようにしました。
本命はフライライクバード。
過去19年で1着になったのは9割がたが3番人気まで。
今回は1番人気のオーソリティが調教時に体が緩いコメントがあり、骨折明けで大幅短縮となること、3番人気のアンティシペイトが大外で不利を背負ったことで選びにくい。
ゆえに2番人気のフライライクバードが1着にくるだろうと消去法で選んだ次第です。
対抗はディアマンミノル。
前走の京都大賞典かなり後ろからの勝負となったのですが、それはスペースがなく想定より下がらされたとのこと。
それでも4着に食い込む瞬発力があるのだから、今回こそやってくれるのではと考えたのです。
単穴はボスジラ。
白馬だから! ……じゃないや、上の消去法で残った中では、一番末脚が利きそうな印象だったためです。
過去のレースも基本的に長距離なので、本レースには適性があると考えたのですが、思ったより人気が伸びませんでした。
以上、昨年の再現で3連単が2桁万円になりような予想でした。
結果
さあ、結果はどうだったでしょうか。
アルゼンチン共和国杯2021を制したのは以下の面々でした。
- オーソリティ (1番人気/6枠)
- マインルウィルトス(4番人気/7枠)
- フライライクバード(2番人気/3枠)
- レクセランス
- ディアマンミノル
なんでボスジラ逃げてんねーん!
しかもオーソリティ、過去最大の518kg(+12kg)で絞り切れてないはずなのに、さらっと1着とっていきましたね……。
1着 オーソリティ(C.ルメール騎手)
「レース前にペースが遅くなることを心配していましたが、心身ともに充実していて、冷静に走っていました。向正面で良いポジションを取れましたし、自信を持って運びました。直線での反応も良く、良い脚で抜けてくれました。2連覇ができてとても嬉しいです」
【アルゼンチン共和国杯レース後コメント】オーソリティ C.ルメール騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
そういえば、ペースは相当スローになりましたね。
これは明確な逃げ馬不在の中で、ボスジラが仕方なく前に出たことからも然りなのですが、予想しておくべき展開でもありました。
スローペースではスタミナを消費しすぎ、中団からの攻めが不利になる。
予想外に逃げたボスジラはつぶれてしまいましたが、先行をとったオーソリティとフライライクバード、途中から番手を上げたマイネルウィルトスはそのまま前に残った形です。
3着 フライライクバード(岩田望来騎手)
「馬の雰囲気は良かったです。直線は(前の馬と)離されましたが、しっかりと食らいついていきました。昇級戦でしたが、このクラスでも十分にやっていけるところを見せてくれました」
【アルゼンチン共和国杯レース後コメント】オーソリティ C.ルメール騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
5着 ディアマンミノル(荻野極騎手)
【アルゼンチン共和国杯レース後コメント】オーソリティ C.ルメール騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
「この馬のリズムを守ってレースが出来ました。流れが遅くなってしまいましたが、ラストはしっかりと脚を使ってくれました」
この2頭とも、GⅡクラスで掲示板内とは良い馬だとは思うのですが……。
フライライクバードは直線で離されたところ、ディアマンミノルは後方よりの攻め方なことは、今後割引が必要ですね。
一方でマイネルウィルトスは2,500mまで走れることが分かって、今後選択肢が広がりましたね。
これからが楽しみな一頭になりました。
おわりに
来週はエリザベス女王杯(GⅠ)ですね!
レイパパレとアカイトリノムスメで人気を二分しそうな特別登録でして、割合固い決着になりそうな予感があります。
ここを確実にとって(とれるとは言っていない)、年末に向けて頑張っていきたいですね。
今後も皆さんのお役に立つ情報を届けていきますので、ぜひ予想動画に高評価とチャンネル登録をよろしくお願いします!
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